ドライデント
ディレクタ(DIRECTA)
唾液を吸収し理想的な乾燥状態を保てる
唾液などを吸収して治療の効率化と患者さんの心地よさを提供。
唾液腺に直接触れることで、より多くの唾液を吸収。湿気や唾液を吸収し、理想的な乾燥状態を保てます。
エッジ部分は患者さんが心地よい柔らか素材で、嘔吐反射が出にくく患者さんにやさしいデザインです。
■ 湿気や唾液を吸収
■ 柔らか素材
■ 嘔吐反射が出にくい
仕様
ラインナップ | ドライデント ● 頬粘膜用 L(50 枚入) ● 頬粘膜用 S(50 枚入) ● 舌下用 L(40 枚入) ● 舌下用 S(50 枚入) |
医療機器届出番号 | 13B1X00133000064 |
*詳細は、カタログをご確認ください。
ドライデントの有効性
臼歯部支台歯形成時に頬側用を使用すると、頬粘膜の巻き込みを防止する事ができる。また外す時も、ロールワッテを使用している時よりも頬粘膜を痛めにくいように感じる。 臨床で頻度が高い歯頚部のコンポジットレジン充填時には、特に舌側に処置部位があるときに有効である。通常は舌側にロールワッテを置き簡易防湿を行うのだが、舌によってロールワッテを押し上げられてしまう。ドライデントの舌側用を使用するとポンと押し上げられるストレスから解放される。
上顎の印象時には、頬側用を用い、舌側の印象時には頬側用と舌側用を使用する。ロールワッテを用いて印象採得を行うと、シリコーンが印象材に絡んでしまい中々外せないが、ドライデントを用いるとサッと印象材から外せる為、石膏の注入時に模型の変形を予防できる。
CAD/CAM 冠装着時にも接着操作を求められる為、クラウンの合着操作より、よりよい唾液の排除がを求められる為にドライデントを使った簡易防湿を行っている。
矯正治療時のバンドのセット等にも用いると有効で、ロールワッテを舌で持ち上げられてしまう事がない為にストレスなく行うことができる。(引用:Dental World34号,p.10)
武内歯科 (横浜市磯子区)
院長 武内 清隆
矯正治療で2番目に必要なもの? ドライデント 舌下用
下顎前歯にリテーナーを装着する時に問題になるのが、舌下小丘および舌下ヒダから分泌される唾液である。排唾管での唾液の排除は可能であるが、不意に舌下小丘から「ピュッ」と飛び出る唾液を防ぎきれないことがある。それがリテーナーのボンディングに大きな影響を与え、ひいてはリテーナーの脱離や歯列の後戻りにつながるリスクが増加する。
その悩みを解決するのが、「ドライデント 舌下用」である。 その3つの特徴は、
・パット中央に切れ込みが入っていて、舌 小帯に関係なく安定して置ける。
・パッドが柔らかく、患者に苦痛を与えない。
・リテーナー装着に十分な時間、舌下部の 唾液をよく吸収する。
矯正治療の後戻りを極力なくすために、 『ドライデント 舌下用』は、私の臨床にはマストな存在です。矯正器具を用いて歯を動かす治療期間よりも、治療後の保定期間の方が長い。保定をより確実なものにしてくれるドライデント 舌下用、私の臨床にはなくては ならない頼もしい存在である。(デンタルワールド34号掲載)
スウェーデン矯正歯科 (東京都中央区)
院長 石川 基
ドライデントは歯科臨床マストアイテム
ドライデントは、ポリアクリレートとセルロースで出来た高吸収性の繊維で、一枚で約16mlの水分を30分間くらい吸収しても変形せずに逆流もしない。また素材が柔らかく、口腔内に挿入した際に軟組織に負担をかけず、嘔吐反射を生じさせづらい。防湿と保護の二面性を有する非常に有用性の高い歯科臨床のマストアイテムである。(デンタルワールド29号)
松本歯科大学臨床教授東京ステーション歯科クリニック(東京都中央区)
院長 小川洋一
ドライデントの様々な場面においての有効性
頬側用、舌側用は共にサイズ2種あり、患者の口腔内、用途に応じてさまざまに使い分けることができる。ドライデント頬側用は耳下腺乳頭付近を覆うことにより、唾液をほぼ排除することができるようになるだけではなく、頬粘膜とのフィットも良いため、ロールワッテのように歯冠側に上がってきて操作がしにくくなるということがなく、治療に集中することができ、術者・患者共に快適であると言える。接着阻害の要因はいろいろと考えることができるが、最も重要なのは「しっかり乾燥させること」と「コンタミネーションを減らすこと」である。そこでドライデントの使用により、効率的にこの二つの問題を解決することができる。(デンタルワールド28号掲載)
ネクスト・デンタル(東京都文京区)
院長 櫻井 善明
- Q ドライデンとはガス滅菌は可能ですか?
- A ディスポーサブル商品のため、滅菌できません。
- Q 吸水量はどれくらいですか?
- A 5~10ml、10分程度は吸水可能です。