ピュアリフレクト ミラーの管理

近年、マイクロスコープや高倍率ルーペを用いた診療が普及し、それに伴い表面反射ミラーも臨床の必需品となってきた。
当院では、歯科医師・歯科衛生士・アシスタントフタッフ全員で“表面反射ミラーを大切に使用する”という意志のもとミラーを管理している。
診療時、ミラートップにバーや超音波チップなどが当たると、ミラーは容易に傷つき拡大視野の妨げになるため慎重に使用する。さらに使用後は、容易に着脱できるミラー保護カバーやガーゼを巻くことで、他のインスツルメントがミラートップに接触することを防ぐ。
ミラー使用後の消毒滅菌は、まず流水下で表面に付着した汚れを洗浄し、血液タンパク分解後、滅菌へ移行している。さらに、消毒滅菌時に他のインスツルメントと接触しないことも徹底し、新人スタッフが入職した際には、すぐにその情報を共有している。
このように、スタッフ全員の意思を徹底することで、１本のミラートップを１年以上使用することが可能である。臨床で永いお付き合いができる上質なミラートップの導入から、院内の環境づくりを！(デンタルワールド42号掲載)

高田歯科 合同会社 132PRODUCTS 代表 （兵庫県神戸市）
歯科衛生士　髙橋 規子

「よく見える！」ことの重要性　
ピュアリフレクト ミラーで日々の臨床をより明るく見やすく！

一般的なチタンコーティングのミラーの反射率*は約９０％程度です。それに比べピュアリフレクト ミラー（タンタルコーティング）は９５％もの反射率があります。反射率が高ければ高いほどミラー像と実像の差が無くなり、より明るく見えるので細かな診断が可能です。当院の歯科衛生士が通常の歯科衛生士業務にピュアリフレクト ミラーを使用していたので理由を尋ねたところ、「よく見えるため、歯石の取り残しなどの確認がしやすく時間の短縮になる」とのことでした。(デンタルワールド41号掲載)
*同製造メーカー比

寺尾歯科医院 （埼玉県三郷市）
院長　寺尾 修一

クリアで明るい視野によってもたらされる鮮明な治療情報と高い診療効果

根管治療において、根管内の深く暗い世界をできるだけ明るく照らすことは診断だけでなく治療の精度をも向上する事には疑う余地がない
マイクロスコープを通して覗いたときにはじめて驚くほどの明視野を簡単に得ることができると気づいてもらえるのかもしれない。
この世界を知らない先生と知った先生では臨床中のストレスの度合い、診療結果にも差がでるのではないかと思っている。（デンタルワールド39号掲載）

鎌倉デンタルクリニック（神奈川県鎌倉市）
院長　三橋 晃

『圧倒的じゃないか！』その明るさに感嘆の声が出た。

顕微鏡やルーペなどを用いた拡大視野での診療が珍しくなくなった昨今では、旧
来の内面反射ミラーと比較して表面反射ミラーの優位性に対する認識は確立され
つつある。しかし、ミラーの反射率が与える影響に関しての認識は未だ不足気味
である。ピュアリフレクト ミラーはタンタルコーティングの恩恵を受け 95％を
超える反射率を可能にしたため、そのメリットは下記が挙げられる。
● 術者の眼の負担を少なく出来る
▶治療中に実像と鏡像のそれぞれを確認する際に、その明るさの差異を少なくできる
● マイクロスコープの照明・チェアの無影灯の照度を下げることが可能
▶それにより光源の長寿命化に寄与
● 患者負担を少なく出来る
▶照度が低く出来るため患者の眼に対する負担を減らすことが出来る

反射率の高いミラーは従来のミラーに比較すると特殊加工のために単価は高めに設定されている。しかし、臨床の現場で明るいミラーを用いることはそれらのコストの差を覆す程の恩恵をこうむることができることを考えれば、必ずしも割高とは言えない。
是非『圧倒的な差』を体感していただきたい。

高田歯科（兵庫県神戸市）
髙田 光彦 先生

顕微鏡には欠かせない鮮明な表面反射ミラー

顕微鏡を使用する上で欠かせないのがミラーです。特に根管内探索では、マイクロクラックや石灰化、破折ファイルなどの早期発見に、大きく貢献すると言っても過言ではありません。中でもこのピュアリフレクトミラーは、他に類を見ない明るく細かな反射率で診療に有用です。マイクロサージェリーにはラウンド３、一般診療時は #4 を使用していましたが、#0 が発売されてからは、口腔内でも小回りの効く #0 を愛用しています。口腔内の隅々まできれいに光が届き、はっきり見ることができるので、自信持ってお薦めしたい一品です。（デンタルワールド37号掲載）

CT& 米国式根幹治療センター
（神奈川県大和市）
院長　寺内 吉継