立体ポケット付患者エプロンの有効性について

全身状態によっては、口角から唾液が垂れ続けてしまう方がいらっしゃいます。また、出血混じりの唾液を口腔内で溜めることができず、口から溢れ出てしまうこともしばしばあります。お食事の際にも、口に入れたお食事が漏れてきてしまうことや、お食事をお口に運ぶまでにこぼしてしまうことも多くあります。この立体ポケット付患者エプロンは下のポケットがそれらをある程度キャッチすることができるので、洋服や床を汚す可能性が少なくなります。実際に使用してみると、訪問歯科で遭遇するそのような様々なケースで有用だと感じました。
そして、ポリエチレン加工になっているエプロンの裏面から表側をくるめば、汚染された面をしっかりと包むことができます。（デンタルワールド37号掲載）

出張歯科四つ木（東京都葛飾区）
歯科医師　池川 裕子

はじめよう！令和時代の感染対策

立体ポケット付患者エプロンはご高齢の方の処理の際やスケーリングの際など、時と場合に応じて使用します。吸水性に優れた再生紙と裏面のポリエチレンが水分をしっかりキャッチ。長さも70㎝あり、患者さんのお洋服をしっかりガードします。立体ポケットに溜まった水分もその部分からくるくると包めば汚染された面を触らずに廃棄することができます。ORO ヘッド& ヘッドレストカバーはヘッドレストカバーとしても使用でき、頭に被ることでスタッフを飛沫から守る必須アイテムにもなります。（デンタルワールド38号掲載）

Apple Dental Center（東京都 西東京市）
歯科衛生士　花岡 佑み子