ワムキークラウンリムーバー
ワム(WAM)
早くて簡単なクラウンリムーバー
クラウンにスリットを入れずに、除去が可能。
ブリッジを分割せずに、除去が可能。
ワムキークラウンリムーバーをカーバイドバーで開けた穴の一番奥まで入れ、クラウンを外すために器具をやさしくひねります。
手首を使ってしまうと関節の構造上持ち上げる動きをしてしまいます。指先で器具を操作することで、適切な力でひねることができます。
■指先を使ってひねるだけで簡単にクラウン除去が可能
仕様
ラインナップ | ● ワムキークラウンリムーバー セット(No1.No2.No3 各1 本、計3 本、解説CD) ● ワムキークラウンリムーバー(No1.No2.No3 各1 本) |
医療機器届出番号 | 13B1X00133000032 |
使用方法
注意
- 絶対に持ち上げる動きはしないでください。器具やプレパレーションにダメージを与えることがあるので上下に動かさないでください。
- 補綴物の除去以外の目的に使用すると破損するおそれがあるので、絶対に使用しないでください。
- 使用前に134℃で20分間オートクレーブをかけてください。
- 強い抵抗を感じるときは無理に作業を続けないでください。器具やプレパレーションを傷つけるおそれがあります。この場合、通常の方法でクラウン除去してください。
ワムキークラウンリムーバーおよびワムXの使用説明書
WAM社の「ワムキークラウンリムーバー」および「ワムX」に関する使用説明書になります。
PCでダウンロード後、ZIPファイルを解凍してください。
ファイル内の「setup.exe」にてプログラムをインストールし、起動後は日本語を選択してご参照ください。
*詳細は、カタログをご確認ください。
ワムキークラウンリムーバーの有効な活用法
〜チェアタイム・コストを抑えたプロビジョナル レストレーションの作製法〜
日々診療する上で、歯周基本治療中のプロビジョナルレストレーションの使用で起こりうるトラブルは破折、咬耗、脱離等が考えられる。筆者の臨床では、ワムキークラウンリムーバーを使用してクラウンやコアの除去を日常的に行っている。 除去したメタルクラウンを1stプロビジョナルレストレーションとして活用することは、耐破折・耐摩耗等の物性に優れているため有効だと考えている。また、チェアタイムや来院回数の減少により患者負担が減り、技工コストの削減にも繋がるため一石三鳥である。(デンタルワールド40号掲載)
THREEE.( 会員制歯科オンラインサロン) 運営
茅ヶ崎駅前奈良デンタルクリニック(神奈川県茅ヶ崎市)
歯科医師 白鳥 伸
ワムキーでストレスフリーのメタルコア除去を!
ワムキークラウンリムーバーに出会って、今までのコア除去の常識を覆されました。口腔内のどの位置にあるメタルコアでも除去することができます。特に本領を発揮するのは、大臼歯部です。従来も前歯部には兼松式などを使用することができていたのですが、このワムキークラウンリムーバーは口腔内のどの位置にあるメタルコアでも除去することができます。この発見で、「開業以来30 年以上苦労していたメタルコア除去が全く苦にならなくなった。」と当院の院長も話しています。(デンタルワールド38号掲載)
医療法人真穂会
ますだ歯科医院(愛媛県 宇和島市)
歯科医師 佐伯 真未子
クラウン除去時間を誰でも 1/3 に短縮
クラウン除去において、除去時間の短縮とバーの寿命改善は、診療品質の向上において、最大の課題です。通常は、バーでスリットを入れて分割したり、削り取るため、バーの消耗激しく、時間もかかります。ワムキークラウンリムーバーは、テコの原理でクラウンを持ち上げて除去できるので、早い場合は 1 分もあれば除去が可能です。前歯でも臼歯でも部位を選ばず、クラウンでもブリッジでも多種に対応し、ジルコニアやセラミックなどの材料でも、普通の金属のようにストレスフリーで除去できます。咬合圧以上の力は患者さんにかからないので、不快感を感じさせにくいところも気に入っています。(デンタルワールド37号掲載)
CT& 米国式根幹治療センター(神奈川県大和市)
院長 寺内 吉継
ワムキー クラウンリムーバー
クラウンにスリットを入れてリムービングドライバー(市販のマイナスドライバーを使われている方も多いようですが)で除去する方法で最も困ることは、歯頚部にドリルを当てる際必要以上にバーが入ったり、縁下の場合は周囲の組織を損傷してしまうことです。このワムキークラウンリムーバーは、まず、クラウンと支台(天然歯、レジンコア、メタルコ等)の境目と推定されるところめがけてカーバイトバーでアクセスし、アクセスホールにワムキーを挿入し、ひねるとクラウンが外れます。使うまでは半信半疑でしたが、驚くほど簡単にクラウンを除去でき、今までなんて面倒くさいことをしていたのだろう、というのが正直なところです。 (デンタルワールド30号掲載)
2 in 1 デンタルクリニック & ワークス(東京都千代田区)
院長 細谷 紀之
ワムキー クラウンリムーバー
一般的な方法にて冠撤去を行う場合、いくつかの問題点が挙げられる。冠撤去に伴う切削振動やリムーバーによる衝撃が大きく、患者に与えるストレスと同等に歯質に与えるダメージに注意が必要であるといわれている。さらに、事前に暫間被覆冠を準備しておくことが望ましいとされているが急を要する場合は困難であることが多く、咀嚼や下顎位の確保に支障をきたす可能性があることにも注意が必要である。ワムキー クラウンリムーバーは原型を保った状態での冠撤去を迅速に行えるよう意図した器具であり一般的な方法と比較して支台歯、歯周組織に与えるダメージを低減できる利点を有している。(デンタルワールド22号掲載)
フランス歯科(北海道札幌市)
院長 佐々木 ミッシェル
- Q クラウンが外れないときは?
- A もし作業中(ひねっているとき)不自然な抵抗を感じたら、可動域を増やすために穴を広げて下さい。このような抵抗はクラウンの調整位置が高いことに起因することもあります。この問題は臼歯部の高くて大きいクラウンで起きることが多いので、ワムキークラウンリムーバーNo.1 やNo.2 で無理やり作業せず、No.3 が入る大きさに穴を広げてから再度作業してください。よりクラウンに力が伝わります。