サステナブルな TePe デンタルフロス

深刻な環境問題は数多く、時代は"サステナブル"＝持続可能な社会を目指した商品づくりへ移行しています。
特に、TePe社では、従来より植物由来の材料を用いた歯ブラシを発売していましたが、今 回もさらに環境に配慮した商品が発売されていました。
私が臨床で取り入れたTePe社のデンタルフロスを今回ご紹介します。このフロスは、384 本の細い繊維からなるリサイクルペットボトルを使用した商品です。また、植物性のワックスとアボカドオイルがコーティングされているため、使用感がとてもスムーズなのにしっかりとプラークを絡めとることが可能です。さらに、ミントの香りも爽快感を与えてくれます。フロスをマイクロスコープで観察すると、繊維１本１本が狭い鼓形空隙にフィットし、補綴装置の周囲、ダイレクトボンディング部分にもフロスが引っかかることなくやさしく、 かつしっかりプラーク除去が行う様子が確認できます。幅広いケースで使用できるTePe社のデンタルフロスは、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアの場だけでなく、毎日のホームケアの場においても必需品です。(デンタルワールド42号掲載)

高田歯科 合同会社 132PRODUCTS 代表（兵庫県神戸市）
歯科衛生士　髙橋 規子

～納得の使用感～
新発売のTePe デンタルフロス

2023年、TePeから新登場の384 本のフィラメントでできた、環境にも配慮されたサステナブルなデンタルフロスに出会いました。384 本のフィラメントが摩擦によりふわっと広がるため、歯間に挟まった食渣やプラークがごっそりと取れます。歯ブラシでしっかり磨いた後でも、歯間の食渣やプラークが取れることに驚くことと思います。
指に巻いた時、指に食い込む感覚が強くなく、また摩擦によってフィラメントがしっかり膨らみ、歯間部に通す際は植物性ワックスとアボカドオイルのコーティングで繊維がほつれにくいためとても操作がしやすいと感じました。さわやかなミントフレーバーの香味も個人的には大変好みであり、爽快感があります。
小さなお子様や指巻きが初心者の方には、フロスを輪にして使用すると良いでしょう。ワックスがしっかりついているものだと引っ張ると結び目が滑り、ほどけてしまうことがあるのですが、このフロスはその心配がありません。(デンタルワールド42号掲載)

マインドリセット花心叶（北海道札幌市）
歯科衛生士　中島 かなえ

歯にも地球にも優しく、サステナブルなフロスが新登場！！

リサイクルペットボトルを使用した384本のフィラメントが水や唾液の吸収ではなく、 機械的な摩擦により膨らみます。
挿入時の歯肉当たりが優しく太く帯状になるので１ストロークでたくさん取れる感じとミントフレーバーが爽やかでした。
緩めてふわっと太くすると空隙が広いところやポンティック下、インプラント部位、最後臼歯遠心などにもスポンジのようにふんわりと当てながらもしっかり付着物の除去ができます。フロスの張り具合を工夫することで様々な使い方ができます。
(デンタルワールド41号掲載)

D-WESTAIL 代表
日本歯周病学会 認定歯科衛生士 　西尾 いづみ