プロフィーカップ Pro の活用で操作性アップ

プロフィーカップ Pro を使用すると、さらに操作性が向上します。 これは、カップの外側に凹凸がある為、側面を使用した操作が行えます。特に唾液介入のある操作困難な部位（下顎舌側）や最後臼歯の遠心面等にカップが到達しやすいです。やや硬めの材質は、 頑固な沈着部の除去に向いていると思われます。スクリュータイ プとラッチタイプがあります。 操作性の良い歯面研磨ペーストとラバーカップを用いることは、 PMTC の作業効率に貢献します。患者さんのみならず術者の負 担を軽くし、ひいては歯科衛生士の働き方改革にも繋がるといっても過言ではありません。（デンタルワールド35号掲載）

第一生命 日比谷診療所 （東京都千代田区）
歯科衛生士　深川 優子

スウェーデンの DIRECTA 社における
最新の予防研磨プロフィーペーストPro シリーズの考察

プロフィーカップ Proは、ポリッシングブラシを使用しなくてもステインの除去を行うことができる（但し、中程度から軽度のステインに限る）。これは他のラバーカップには見られない特徴である。ラバーカップ表面の凹凸のある構造とカップ内側にスクリュー状に配列された羽の構造により、ハンドピース回転時に研磨剤が飛び散ることを防ぐ。これらの構造により、研磨時のラバーカップ内研磨剤残留量が増える。よって、ラバーカップによる摩擦を防ぎ、効率的な歯面清掃と歯面研磨ができる。さらに、しなりと強度を兼ね備えたラバーは、圧力を加えることなく歯肉縁や隣接面へ届き、清掃効果を発揮する。（デンタルワールド25号掲載）

ナカエ歯科クリニック（神奈川県葉山町）
院長　前畑 香