より正確な切開を目指して ～ 360°ブレードホルダーの使用感について～

⒈ あらゆる角度設定が可能であり、設定した切開外形線に対して的確な切開が行える。
⒉ 刃部に角度をつけることが可能なので、口角を過度に圧排する必要がない。よって患者さんに余計な負担を与えない。
⒊ 刃部が長く広い術野を確保できるため、切開部分が明確になる。
以上の利点を挙げることができます。(デンタルワールド４１号掲載)

ひの歯科クリニック （福井県越前市）
院長　坂野 正仁

メスホルダーの概念を変える360°ブレードホルダー

外科処置においてメスで切開を行いますが、歯や頬粘膜、舌、開口量など様々な制限があり必ずしも思うように進めることができない場面にも遭遇します。従って、どれだけきれいに正確にメスを入れられるかが重要となり、角度を自由自在につけられるホルダーが求められます。
遠心部の歯肉溝切開においても頬粘膜や舌を気にすることなく刃先を垂直に歯肉溝内に挿入することが可能です。
器具の取り扱いについては留め具を指で持ち上げた後、ブレード部を回転させ、希望する角度にて留め金を戻して固定。
洗浄についても、分解が簡単でオートクレーブで滅菌できます。これまでのホルダーの概念を変える製品ではないでしょうか。（デンタルワールド40号掲載）

2in1 デンタルクリニック（東京都千代田区）
院長　細谷 紀之